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2005年8月14日 (日)

日本のオーディオについて考えたこと・・・

自動車の場合、用途やライフスタイル対応の部分でバリエーションが豊富だ。自転車やカメラもしかり。

オーディオの場合、この用途、使い方、の違いに対応するバリエーションが極めて少なく“ポータブル””PC用”“ホームシアター”“ピュアオーディオ(マニア向け)”の4つ(1番目と2番目、3番目と4番目の境界はかなりあいまい)しか存在しない。特にピュアオーディオ用は、数万円のSPのカタログを見ても、数10万円のカタログを見ても、コピーはあまり代わりが無い。いわく、最高の音を求めたと。

値段の問題ではなく音楽やオーディオ機器に対して向き合う姿勢から考えて、オーディオマニア向きではなくて高音質の製品である事を売りにしているモノって、BoseLinnの一部の商品とB&Oぐらいしか思い浮かばない。少し前にマランツがこの中間領域の製品を幾つかだしたけど、ひっそりと消えてしまったのは売れなかったんだろうな・・・

あるいは音の質というのは、それだけ曖昧で、特に経験を積んでいない人にとっては、その差を認識するのが難しい・・・のかもしれない。例えば、味覚の場合は生まれてからこの方、一日3食として辛いだの甘いだの無意識の内に散々トレーニングした上で、生得的な味覚の上に(甘い=美味しい、苦い=マズイなど)美味しい-マズイの基準ができあがる。それでもなおファーストフードばかり食べていれば味覚は偏るし、とても貧しい基準になる。音の場合、ガラスを引っかく音を不愉快と感じるような生得的な基準の上に、良い音を自然に学習していく機会など皆無に近いし、多くの人はテレビやカーステレオ以上の人工的な良い音など聴かずに終わるわけだ。

オーディオマニア=音のトレーニングをある程度積んでいる人とするなら、マニアでなくて良い音を求める人が、マーケットとして成立する程のマスは無い、ということなのだろうか。ヨーロッパにはそれでもマニア向けで無い音の良い製品が存在するのは、生のコンサートにふれる機会の違いなのだろうか。

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